History
Dogwood Plazaの歴史
~『Dogwood Plaza』の由来~
『Dogwood』とは、英語で「花水木(ハナミズキ)」のことです。
『Dogwood Plaza』は、二子玉川の「シンボルツリー」にも認定されている
ハナミズキにちなんで名付けられました。
桜の花が終わった頃に咲き始めるハナミズキの花言葉のひとつに、「返礼」があります。これは、日米交流のエピソードに由来しているといわれています。
1912年(大正元年)、日米友好を願い、当時の東京市長が桜の苗木6,040本を米国に寄贈。その返礼として、1915年(大正4年)にタフト大統領から40本のハナミズキの苗木が東京市に贈られました。世田谷区内にある都立園芸高校には、今もこの「第1世代」の原木が唯一残っています。
また、2000年(平成12年)にはタフト大統領のひ孫にあたるタフト米国オハイオ州知事から「第2世代」のハナミズキが寄贈され、2012~2015年(平成24~27年)にかけてオバマ大統領から東日本大震災の被災地を含む日本各地に「第3世代」のハナミズキが3,000本、そのうちの53本が世田谷区へと贈られました。
第1世代から第3世代の寄贈されたハナミズキがすべて植えられているのは、全国でも二子玉川エリアのみとされています。
このようにハナミズキと縁の深い二子玉川では、毎年4月29日に「花みず木フェスティバル」が開催されています。開業前のDogwood Plazaの敷地は、第3回までの「花みず木フェスティバル」の会場として使用されました。
~<初代>Dogwood Plaza誕生~
「二子玉川の街にもっと楽しく、くつろげる空間を創造したい」という理念のもと、
1987年(昭和62年)、駅前再開発予定地に7年間という期間限定の実験的事業として
<初代>Dogwood Plazaがオープンしました。
1987
カジュアルで新しいスタイルの店舗や国際色豊かな店舗が軒を連ね、開業時の11店舗から、2度のリニューアルを経て13店舗に増えました。
これらの店舗に囲まれた中庭のガーデンテラスが特徴的で、アメリカ西海岸の陽光や開放感をイメージした空間は、地域の方々に親しんでいただいた他、多くのアーティストのお気に入りスポットともなりました。
2001
その後、バブル崩壊の影響などにより、二子玉川の再開発事業は大幅に遅れることとなります。
開業14年目を迎えたDogwood Plazaは全面リニューアルを実施。2001年(平成13年)に2階部分を増設し、回遊出来るようになりました。
2003年(平成15年)には玉川髙島屋S・C南館との連絡橋「246号線 歩行者用横断デッキ」が設置され、さらに便利になりました。
~<新生>Dogwood Plaza誕生~
2007年(平成19年)、二子玉川東地区市街地再開発工事のため、多くのお客様に惜しまれつつ閉館。
2011年(平成23年)、再開発第1期事業が完成し、8階建ての<新生>Dogwood Plazaがリニューアルオープン。
2011
建物の外装デザインは世界的に著名なコンラン&パートナーズが担当。この街に暮らす人・働く人・集う人の人生のクオリティの向上を目指し、二子玉川エリアでの時間をさらに楽しくし、日常に潤いを提供する新たなシンボルとして生まれ変わりました。
2017
「まいにちの、まんなかに。」をキーワードに、ゆとりと遊び心をお客様にお届けしてきたDogwood Plazaは、2017年(平成29年)には<初代>Dogwood Plazaの誕生から30周年を、2021年(令和3年)には二子玉川ライズ<新生>Dogwood Plazaの開業から10周年を迎えました。
二子玉川の街に界隈性と楽しさを創造するという創業時からの理念を大切にし、これからも街の発展に寄与してまいります。
沿革
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- 1987年(昭和62年)2月2日
- (株)長埼管財と東神開発(株)の合弁事業として、二子玉川駅前立地における新たな商業施設の運営・管理を目的としたナトー(NATO)・コーポレーション(株)を設立
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- 1987年(昭和62年)11月12日
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<初代>Dogwood Plaza開業
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- 2001年(平成13年)3月
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2階部分を増設し、リニューアル・オープン
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- 2007年(平成19年)7月1日
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二子玉川東地区市街地再開発工事のため一時閉館
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- 2011年(平成23年)3月19日
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二子玉川ライズ <新生>Dogwood Plaza開業
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- 2017年(平成29年)11月7日
- <初代>Dogwood Plaza開業から30周年「感謝の集い」開催
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- 2021年(令和3年)3月19日
- 二子玉川ライズ <新生>Dogwood Plaza開業から10周年